【SHISEIDO】アルティミューン美容液レビュー|Ⅲnからセラムへリニューアルした違い

資生堂 アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn 本体ボトル正面

資生堂を代表する美容液「アルティミューン」。2014年に初代モデルが誕生して以来、シリーズを重ねながら長年支持され続けているロングセラーです。

今回ご紹介するのは「アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn」(2024年9月時点のレビュー)。その後2025年3月に「アルティミューン パワライジング セラム」へリニューアルしました。本記事では、旧品レビューと現行品の違いをまとめます。

購入時、店員さんからは「アルティミューンはオイデルミンと一緒に使うとより効果的ですよ」と勧められました。実際ライン使いすると潤い感がさらに高まるそうですが、今回はアルティミューン単体で使用した感想を中心に書いています。オイデルミンについては別記事で詳しく紹介しますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

アルティミューンⅢn(旧品)の使用感レビュー

資生堂 アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn 美容液のテクスチャを紙に出した様

テクスチャーは少し白濁したとろみ系で、見た目は濃厚ですが肌にのせるとスッと広がりべたつきはほとんどありません。夏でも重たく感じず、朝のメイク前にも安心して使えました。

香りはごく控えめで、ハーブや花のような爽やかな印象。強すぎないので、スキンケアの後に他の化粧品を重ねても邪魔をしません。香りに敏感な方でも比較的使いやすいと思います。

使用後すぐに感じたのは肌の表面がふっくら柔らかくなる感覚。特に頬や目の下のあたりがしっとり落ち着き、キメが整うのを実感しました。乾燥が気になる季節でも粉吹きしにくく、翌朝の肌がなめらかになっているのが嬉しいポイントでした。

また、2週間ほど続けてみると、肌のコンディションが乱れにくくなり「揺らぎにくい安定感」が出てきました。生理前や季節の変わり目に赤みやかゆみが出やすいタイプですが、その揺らぎが和らいでいるのを感じました。

アルティミューンは2014年の初代から「土台美容液」と呼ばれてきましたが、Ⅲnもそのコンセプトをしっかり感じられるアイテムでした。

2025年3月リニューアル「アルティミューン パワライジング セラム」

2025年3月1日から「アルティミューン パワライジング セラム」としてリニューアル。五島列島産の椿を発酵させた発酵カメリアエキス+が新たに配合され、角層細胞まで浸透してハリのある美肌をサポートします。

旧品と現行品の比較表

項目 旧:Ⅲn(2023〜2025/2) 新:セラム(2025/3〜現行)
発売時期 2023年10月 2025年3月1日
製品名 アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn アルティミューン パワライジング セラム
容量・価格(税込) 30mL:8,800円
50mL:13,200円
70mL:17,600円
30mL:9,900円
50mL:15,180円
50mLレフィル:14,630円
75mL:19,800円
主な特徴 乾燥や多忙による肌の揺らぎに着目 発酵カメリアエキス+配合。ハリ・うるおいを強化

リニューアルで変わったポイント

  • 全体的に価格が上がった
  • 容量展開が変わり75mLが追加
  • 新成分「発酵カメリアエキス+」がキー
  • コンセプトが「揺らぎにくい肌」から「ハリ・弾力のある肌」へ進化

全成分(アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn)

水、変性アルコール、グリセリン、BG、ジメチコン、ジグリセリン、PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル、ネオペンタン酸イソデシル、トレハロース、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸ベヘネス-25)クロスポリマー、PEG-14M、PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル、酢酸トコフェロール、ローズ水、エクトイン、ラウリルベタイン、イチョウ葉エキス、マヨラナ葉エキス、ハス胚芽エキス、ヒドロキシプロリン、ドクダミエキス、ワレモコウエキス、カルボキシメチルグルカンNa、ワイルドタイムエキス、ツバキ種子エキス、乳酸桿菌/ハイビスカス花発酵液、シソ葉エキス、イリス根エキス、レイシエキス、トリエチルヘキサノイン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、エタノール、水酸化K、EDTA-2Na、シリカ、イソセテス-10、ピロ亜硫酸Na、BHT、炭酸水素Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料

使い方メモ(参考)

朝・晩、化粧水の後、乳液やクリームの前に。目安はディスペンサー2回分を顔全体になじませます。他の美容液と併用する場合はアルティミューンを先に。

まとめ

旧品Ⅲnは肌を落ち着かせる安定感がありましたが、リニューアル後のセラムはさらにハリと弾力をプラスした処方へ。価格は上がったものの、進化した内容を考えると継続する価値は十分あります。



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