少量でしっかり色づき、肌に透明感を与えてくれる INOUI(インウイ) チーク01。実際に使って感じた発色・質感の特徴と、発売から現在までの価格の変遷を表で分かりやすくまとめました。

アイテム概要|インウイブランドの世界観と仕様
INOUI(インウイ)は、資生堂がかつて展開していた伝説的ブランド「INOUÏ」を現代向けに再構築して誕生したシリーズです。
「自分自身の美しさを際立たせる」というコンセプトのもと、光・影・質感を繊細に設計したアイテムが揃っています。
チーク01は、インウイらしい品のあるツヤと透明感を象徴するアイテム。特に30〜40代の肌悩み(くすみ・ツヤ不足)に優しく寄り添うような処方と色設計が印象的です。
基本仕様
・内容量:4.9g
・色展開:01 / 02 / 03 / 04
・香り:フローラルフルーティシプレ(強すぎない香り)
・付属:本体のみブラシ付き(レフィルは付属しない)
・質感:パール入り・上品なツヤタイプ
・アレルギーテスト済み、ノンコメドジェニックテスト済み
ケース・ブラシについて
薄型のコンパクトにゴールドのアクセントが映え、手に持ったときに“資生堂らしい洗練”を感じるデザイン。ブラシは柔らかく肌当たりが良いため、普段使いにも十分使えるクオリティです。
ブランドの“世界観に浸れる満足感”が高いのも、インウイの魅力のひとつだと感じました。
価格の変遷(本体・レフィル)
発売当初からの価格推移を表にまとめました。
| 時期 | 本体(税込) | レフィル(税込) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2024年2月21日(発売) | 6,050円 | 3,850円 | 発売初期価格 |
| 2025年4月17日(価格改定) | 6,600円 | 4,400円 | 原料高騰により値上げ |
色味・質感レビュー
01番はケースでは淡いピンク×繊細なホワイトパールに見えますが、実際に頬にのせると少量でもしっかり発色するタイプです。
ブラシに軽く取るだけで色がのるため、時間がない朝でも血色が作りやすい一方、つけすぎには注意。粉質はきめ細かく、スッと肌に溶け込みながら密着します。
香りは控えめで、付けた後はほぼ香らない程度です。
血色感と透明感の両立
頬にのせるとふんわり明るく見え、肌のくすみを自然に飛ばす効果があると感じました。パールは控えめですが、頬に光を集めるかのような多幸感のある仕上がりです。
似合う人・似合いにくい人
- 似合いやすい:青み〜ニュートラル寄りの肌、透明感を出したい方
- 特におすすめ:30〜40代でくすみ・ツヤ不足が気になり始めた方
- 注意:黄みが強い肌はピンクが主張しやすいため“ごく少量”で調整するのがコツ
使い方・塗り方のコツ
発色が強めなので、「ブラシにほんの少しだけ取る」のが重要です。
- 付属ブラシ or 手持ちブラシに“少量だけ”取る
- ティッシュで余分な粉を落とす
- 笑った時に高くなる頬中央にポンポンと置く
- 外側〜こめかみ方向へふんわりぼかす
- 必要なら少量ずつ重ねる
つけすぎた場合は、フェイスパウダーを薄く重ねると自然に整うので調整が簡単です。
インウイ アイシャドウ05との相性
同ブランドの人気色 インウイ アイシャドウ05 と組み合わせると、メイク全体のトーンが揃って洗練された透明感メイクになります。
やわらかい影を与えるアイシャドウ05と、クリアに発色するチーク01が自然につながり、「この組み合わせで揃えたい」と思わせる美しい一体感が出せます。
▼ アイシャドウ05のレビューはこちら
【資生堂 INOUI】インウイ アイシャドウ05 使い方レビュー
メリット・気になる点
メリット
- 少量でしっかり色づき、血色が作りやすい
- 粉っぽさがなく、透明感とツヤが同時に出せる
- 薄型コンパクト+ブラシ付きで持ち運びやすい
- 資生堂らしい洗練デザインで気分が上がる
気になる点
- 発色が強めなので、慣れるまでは量の調整が必要
- 2025年の価格改定でやや高価に
全成分表示はこちら

まとめ|こんな人におすすめ
- 透明感のあるピンクチークが好き
- くすみやツヤ不足を自然にカバーしたい
- インウイのアイシャドウ05と合わせて使ってみたい
- 持ち運びしやすい薄型コンパクトが好き
一人暮らしの頃、インウイは完全に“憧れブランド”でした。再販売された今、年齢を重ねた肌にもすっと馴染む発色とツヤに、当時のときめきをまた思い出しています。
「毎日のメイクに、ささやかな特別感を」 そんな気分を与えてくれる1色です。


コメント